アパート経営と未来という組み合わせは、なんだかピンとこないですか? いままでのアパート経営のイメージは、先祖から受けついだ土地のある資産家が、歳をとってから相続対策も兼ねてアパート経営を始める、という感じでしょうか。そして、そんなアパート経営を始めた大家さんが帳面を持って各部屋に家賃を集めに来るという、そんな「昭和」な感じもまだまだあるでしょうね(^^;
アパート経営というのは不動産投資のひとつになります。むずかしい用語や理屈は置いておくとして、不動産の活用(アパート経営)のために投資(資金を投ずる)するのだから、これは当たり前ですね。そして不動産投資にはアパート経営以外にも、たくさんの形態があります
中心になるのは不動産売買です。土地や建物を買って、それ自体を商品として売却する。その売却額と購入額の差がリターンになるわけです。アパート経営などと違って、一度の機会で終わる取引です。そして他の商品と比べても動く金額が大きいだけにリターンも大きい
ただ不動産売買というのは最近は不動産投資の中ではあまりはかばかしくない取引と見られているようです。リターンが大きい投資の常として、損をしたときの金額も大きくなります。かといって、不動産価格の上昇を待っていると、抱えている期間にもローンの利子や税金などの維持費がかさむばかり。こう考えると不動産屋さんというのも、物件が売れない間も損を続けているようなもので、大変な商売ですね(^^;
そこでアパート経営のような家賃収入が注目されてきています。売買の差益でなく賃借料によって収益を上げていく考え方ですね。これを「キャピタルゲイン(売買の差益)からインカムゲイン(利用の差益)」というそうですが、アパート経営はそのインカムゲインを目的にする事業なんですね

アパート経営以外でも、マンション経営、駐車場経営、あるいは建物建築は相手にまかせて土地だけの賃借というのも、アパート経営と同じ賃借料を目的とする事業です。これがこれからの不動産投資の形態として注目されています。中でもアパート経営は建物価格の負担と収入の額とのバランスがよく効率的な事業だと考えられているようです。マンションのほうがイメージはいいかもしれませんが、やはり建築費が高いんです。事業として考えると、けっしておススメだとはいえないんですね
アパート経営のように安定はしているがリターンの小さな収入は、不動産価格が上昇している時期には、面白みがないので活気はないんです。でもアパート経営は、不動産価格が下降、あるいは横ばいの時期には、注目されます。日本ではもうバブルの時期のような狂騒的な土地の価格上昇は考えにくい。地価は長い目で見ると上昇していくでしょうが、事業として考えるとその勾配がゆるやかすぎるんです。だから不動産投資の中でのアパート経営の比重はこれからもますます伸びていくでしょう
そうなるとアパート経営を行う事業者も専門の不動産業者や、始めに述べた一部の資産家だけではなくなります。遊休地を持たない普通のサラリーマン、OL、定年退職者、自営業者が、土地を求めるところから、アパート経営を始める時代なのです。アパート経営を専業にする必要はありません。アパート経営について知りつくしている専門業者をアドバイザーに依頼すれば、アパート経営の必要最小限と興味のある部分だけに自分がかかわり、残りのアパート経営の実務は任せてしまうこともできるからです

アパート経営の世界ではいま、実際にそういう事業者が増え続けています。始めるならいまが最適。どんな事業でも、一番利得を稼ぐのは、まだ世間全体が注目する前に、果敢にそれに取り組んだ人間なんです。その事業が飽和してしまう前に、ノウハウを身につけて、優位な位置を確保しておくことが大事です。めぼしい土地の選定や入居者の囲い込みなど、先んじることでアドバンテージを獲得できることはたくさんあるんですから
会社に勤めながらのアパート経営、他の商売を続けながらのアパート経営、趣味に時間を割きながらのアパート経営
――それは未来志向のライフスタイルとして、有望な選択となってきています

